●鋏のお手入れ 図解のページはこちら
最初は、柔らかい枝など細い物で刃を慣らし、
徐々に硬い物・太い枝等を切っていく ようにします。
(新品の刃物は刃つきが大変鋭い為です。)
長期間使わないで保管するときは、やわらかい布に少し油を染ませて
刃の全体を軽く拭きます。表面にうっすらと油の膜がはる位で大丈夫です。
空気中の水分と触れるのを防ぎます。
使い込むことにより切れ味が落ちてきましたら、
刃の表側を適度に研ぎ直しする事をおすすめします。
長期的お使いいただけます。
鋏の研ぎ直しと調子合わせには、特殊な技術を必要としますので、
お気軽
にご相談くださいますようお願い申し上 げます。
※ 当方の鋏・包丁は、お送り頂ければ、研ぎ直してご返送いたします。
なお、その際 「無料研ぎなおし券」をお持ちの方は、品物と一緒に添えてお送り下さい。
●包丁のお手入れ
普段は、料理中に水気を帯びた後すぐに、
布巾で水分をこまめにふきとりながらお使いください。
2,3ヶ月に1回ほど、刃と柄のつなぎ目に油を塗ってあげると、
多少、木が腐
りにくく長持ちします。
長期間使わないで保管するときは、やわらかい布に少し油を染ませて
刃の全体を軽く拭きます。表面にうっすらと油の膜がはる位で大丈夫です。
空気中の水分と触れるのを防ぎます。
使い込む事により切れ味が落ちてきたら
研ぐことではじめの心地よい切れ味に戻すことができますので、
鋼の素材が尽きるまで長い時間をかけてお使いいただけます。
●鉄とサビについて
よい切れ味を保ち、長く使うことのできる刃物をつくるために、
佐助では多くの商品に鉄素材を用いております。
「鉄」という素材は古くから用いられ、先人達の知恵と技術の積み重ねにより、
硬度と粘りを調節し、理想的な切れ味を生み出せるようになりました。
そのため、沢山の種類の素材の刃物が出回っている現在も、
多くの板前さんやご家庭で愛用されています。
またその反面、表面が錆びやすいという性質も持っています。
●「錆びる」とは、どのような現象なのでしょうか?
鉄の表面に水分がついたままの状態でいると、
空気中の酸素と結びついて、「酸化」が起こります。
その「酸化」による鉄の変化が”さび”として表れます。
水分をこまめに拭き取りながら(なるべく乾燥)ご使用になると、
お買い上げ時に近い状態でお使いいただけます。
また、はじめは赤錆が出てきますが、
汚れと水気をふき取りながら使って頂くと
だんだん落ち着いた色へと変わってきます。
(健康には無害ですので安心してお使い下さい。
鉄瓶などと同じように鉄製品は鉄分の補給になり、体に良いとされています。)
どうしても気になる場合は、市販の錆落とし(『サビトール』など)を使って
表面を磨くこともできますので、お試し下さい。
※金属たわしはご使用にならないよう、お願いいたします。金属たわしで表面を磨くと、
刃先がまるくなり、切れにくくなることがございます。